聖林寺(十一面観音菩薩)(桜井市下)
多武峰(とうのみね)街道の入り口にあたる小高い丘陵上にあるのが国宝十一面観音で広く知られる聖林寺(しょうりんじ)です。藤原鎌足の長子定慧(じょうえ)の創建と伝えられています。再三兵火にあいましたが、江戸時代中期に玄心和上によって再興されました。現在の本尊・子安延命地蔵菩薩像は、文春(もんしゅん)和尚による4年7か月の托鉢での浄財で造像されました。堂内での丈六の石仏としては大和第一の大きさで、安産と子授けの地蔵として広く信仰を集めています。
「大和の古墳チャンネル」より引用
国宝の十一面観音菩薩は、もとは大神神社の神宮寺であったの大御輪寺の本尊でした。明治初年の神仏分離令に伴い受け入れられたものです。1891年11月にこの寺に文化財調査に訪れた米人フェノロサに激賞されて以来その芸術的価値が見直されるようになり、その美しいお姿は多くの人々を魅了してきました。高さ約2m、奈良時代の乾漆像中でも最も形態の整った優品で、昭和26年に第一回の国宝指定に選ばれています。また境内から見る三輪山をはじめ奈良盆地の眺望もこの寺院の見どころの一つです。
門前の石段下には万葉集巻3-290 間人宿袮大浦の有名な万葉歌碑も,お見逃しのなきように!
【公式】聖林寺より引用
2022年春
聖林寺上空からの景色をお楽しみください
桜井市の国宝十一面観音で有名な「聖林寺」へお邪魔させて頂きました。
今回は特別に許可を頂き空中撮影をおこなっています。
空から眺める桜と境内は日本の素晴らしさを再確認させてくれます(*^-^*)
2022/07/30
聖林寺 国宝十一面観世音菩薩薩立像 観音堂 改修工事落慶法要
【公式】聖林寺より引用
聖林寺-HPコチラ–
聖林寺へのアクセス