南面して鎮座する旧村社の式内大社で祭神は大山祇神(おおやまつみ)。大和六所山口神の一つです。元々社地は社前の前にある菰池(こもいけ)という小さな溜池の南側の丘陵(字丸山)にあったとされています。 古い神社で天平2年(730年)の『大倭国大税帳』に石村山ロ神戸、大同元年(806年)の『新抄格勅符抄』に石村神二戸、貞観元年(859年)の『三代実録』に正五位下などに記録がのこっています。
「記紀万葉さくらい」チャンネルより引用
大和志(享保21年刊・1736年)では双槻(なみつき)神社と呼ばれている事から、用明天皇の磐余池辺双槻(いわれ いけべの なみつきのみや)宮の跡地とする説がある一方それを否定し当社は元、石寸山の水上にあったので水利に関係していた石寸水分社とする説(大和志科)もあります.近年は桜井市の木材業界の守護神として知られています。