揮毫者 大西 良慶明治から昭和時代の法相宗の僧。清水寺貫主。諸宗に造詣が深く、社会教化。平和運動にも尽力。
梯立の倉橋山に
立てる白雲
みまく欲り
わがするなべに
万葉集:作者不詳
歌の意味倉橋山に立っている白い雲よ。見たいなと思うと同時に立ってきた白い雲であるよ。
☆五七七・五七七の旋頭歌である。旋頭歌は、従来は前半後半を問答歌。としてうたわれたらしく、民謡の香りが強い。
歌碑の場所 35番 桜井市高齢者総合福祉センター前、倉橘山を背にして建つ。