音羽山観音寺(桜井市南音羽)

『音羽山観音寺』youtubeチャンネル開設されました。

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令和4年2月より

毎週火曜日閉門されます

詳しくは 音羽山観音寺公式ホームページをご覧ください

 

 音羽山観音寺は標高およそ800mの音羽山(万葉集にも詠まれている倉橋山)の山中にあり、「音羽の観音さん」として地域の人々に慕われ守られてきました。 

 観音寺へは、坂道をひたすら歩き続けます。入口付近に案内看板と優しい気持ちが伝わる参拝者用の杖が置かれています。遠慮なくお借りして、周辺の草花な木々を見て、爽やかな空気を吸いながら観音寺を目指し山道を登り続けます。途中には何か所も手作りのベンチや、優しいメッセージが書かれた看板などあり気持ちもなごみます。適当に休みながら約40分前後歩くと木立の中に1200年の歴史を持つ観音寺が見えてきます。日頃忘れていた何かを思い起こさせていただいたような気持ちになれる大和の古寺です。

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 観音寺は、寺伝によれば、藤原鎌足公を、談山妙楽寺(現在の談山神社)に祀った際、鬼門除けの寺として丑寅の方角音羽の地に一寺を建て、鎌足公自作の梅の木の観音像を祀ったのが始めと伝えられています。 奈良時代の観音信仰が篤かった頃は、霊場として賑わい、壮大な堂宇がこの山中に軒を連ね、その有様は音羽百坊と称されました。「多武峰(とうのみね)略記」には、天平寛宝元年(749年)に、心融法師が当山を創建したとの記述がありまが、京都清水寺の開祖延鎮僧都が霊感を得て堂宇を建立したのが始まりとの記録もあります。ご本尊の体内にも「比の本尊は山城の国清水寺の観音と一体分身の千手観音也」と墨書きがあります。 清和天皇の貞観18年(876年)「音羽流れ」と記録に残る豪雨と山津波で堂宇が崩壊し残った一寺であると伝えられています。寺名も香法寺・善法寺と変わりながらも、眼病平癒に霊験があり、「音羽の観音さん」と親しまれ、訪れる信者で賑わい、多くの信者の力で維持されて現在にいたります。 」

眼病霊験の観音菩薩

本尊は先手千顔十一面観世音菩薩で眼病に霊験あらたかで知られ「音羽の観音さん」として親しまれています。平成の大修復で解体修理された際、台座から「隆平永寶」が多量に出土し延暦15年(796年)頃の鋳造といわれています。

又頭部からは京都の清水寺との関連を示す墨書きも発見されています。

令和3年4月17日音羽山観音寺で「大般若会」が行われ、当日は感染症拡大防止の為、寺内でのみ営まれました。

●電車・バスの場合

 桜井駅(JR/近鉄)南口バス乗り場から「談山神社」行きのバスに乗り「下居(おりい)」バス停下車1.7km(徒歩45分)

●自動車の場合

 参道下の駐車場(4~5台駐車可)から1.0km(徒歩約30分)

 

 参道は急な坂道ですので歩きやすい服装でお参りください。

 

①下居(おりい)バス停で下車します。  

②バス停を少し上がると音羽観音の看板が見えてくるので左折します。 

③橋を渡ると音羽観音の案内看板が見 えてきますので矢印方向に進みます。

  行き先看板の拡大図です。 

④ 民家を通り抜け道なりに沿って進みます。  

⑤ 杉林?を通り抜けます。  

⑥まもなく民家があり、そのはずれに無料駐車場があります。(車でお越しの方はココに止めてください。)バス停からここまで約20分ぐらいです。)   

⑦そして更に少し登り矢印方向が音羽観音寺の参道口です。杖を借りたい方はここで借用ください。

ここからは、このページトップの動画(スライドムービー)をご覧ください。  

音羽山観音寺までの行き方(下居バス停から)

音羽山観音寺 桜井空中さんぽ