三輪惠比須神社

 惠比須神社はJR三輪駅の西に位置し、社殿の後方には、かって磯城郡役所・大三輪町役場が置かれていました。社伝によれば、日本で最初に開かれた市場は、三輪山の南麓の金屋にある海柘榴市(つばいち)と呼ばれる市ですが、延長4年(926)の大雨で、初瀬川が氾濫し金屋付近が流失し海石榴市がなくなり、市は三輪のこの地へ移りました。

 御祭神は 八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)他、二柱をお祀りしています。八重事代主命は大神神社の御祭神の大物主大神の御子神で、国譲りの談判交渉の際、父君に代わってその大役を果たされたことが、神話に語り伝えられています。

2月に開かれる三輪の初えびすは「三輪の初市」と呼ばれ、多くの人たちで賑わいます。
恵比須神社公式HP

三輪惠比須神社の初えびす

感染拡大防止の為、令和3年は縮小して行われますが、鯛は境内に飾られています。

以下 惠比須神社Facebookより 引用
来る令和3年辛丑歳の初えびすは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5日7日の行事は中止致します。
なお、縁起物の授与は例年通りお受け頂けます。
2月5日    鯛引き行列は中止と致します。
2月7日    御湯の神事は中止と致します。
    景気太鼓は中止と致します。
    御供まきは中止と致します。