多武峯(とうのみね)街道は大字浅古にある談山神社の一の鳥居から、五十二石の町石をたどって大化改新(乙巳の変)の主役、中大兄皇子と藤原鎌足が蘇我氏討伐を話し合ったといわれている談山神社のある多武峯までの古道です。
この街道は、松尾芭蕉や本居宣長など、いろんな文化人が歩いた道としても知られています。談山神社まで桜井駅からバスが出ていますが大字浅古あたりで下車し、まだ田舎のにおいが残るこの街道筋を談山神社を目指して歩いてみてはいかがでしょう。
途中、聖林寺の国宝十一面観音や、少々寄り道になりますが倉橋の溜池、音羽観音寺、不動滝など名所旧跡があり四季を通して楽しむことができます。