多武峰街道

多武峯(とうのみね)街道は大字浅古にある談山神社の一の鳥居から、五十二石の町石をたどって大化改新(乙巳の変)の主役、中大兄皇子と藤原鎌足が蘇我氏討伐を話し合ったといわれている談山神社のある多武峯までの古道です。

この街道は、松尾芭蕉や本居宣長など、いろんな文化人が歩いた道としても知られています。談山神社まで桜井駅からバスが出ていますが大字浅古あたりで下車し、まだ田舎のにおいが残るこの街道筋を談山神社を目指して歩いてみてはいかがでしょう。

途中、聖林寺の国宝十一面観音や、少々寄り道になりますが倉橋の溜池、音羽観音寺、不動滝など名所旧跡があり四季を通して楽しむことができます。 

モデルコース

魚市場跡

かつては藤堂藩の宿場として栄え、最も古い魚市場の一つである。吉野から多武峰を経て担いできた熊野鯖は名物の一つであった。

高田山口神社(たかたやまぐちじんじゃ)

高田亥の子暴れ祭という山の神の祭りが12月の第1日曜日に行われる場所。
子どもが主役の祭りであり、御膳をひっくり返したり、神霊を祀ったやぐらを踏みつぶしたりの暴れ放題。祭りでの暴れがひどいほど来年方策になると言われています。

奈良県桜井市高田 字山口