揮毫者 樋口 隆康考古学者。奈良県立橿原考古学研究所・元所長。
大坂に 継ぎ登れる
石群(いしむら)を
手ごしに越さば
越しかてむかも
日本書記 崇神紀 作者不詳
歌の意味大坂山に人々が並んで登って、たくさんの石を手渡していけば渡せるだろうかなあ。
活日(いけひ)高橋の邑の活日を、大物主神にたてまつる酒を掌(つかさど)る人とした。日本書記・崇神天皇八年冬十二月天皇、三輪の大神を大田田根子に祭らしめ給し日に掌酒(さかびと)の活日が神酒を捧げて詠んだ歌という。
歌碑の場所 61番
桜井市箸中の箸墓大池の遊歩道に建つ。日本書記の歌碑。場所的には古墳時代最古の古墳であり卑弥呼の墓説もある箸墓古墳が最適という事で建てられた。