揮毫者 保田 與重郎
三輪山を
然も隠すか
雲だにも
心あらなも
隠さふべしや
額田王
歌の意味三輪山をそうやって隠すのか。せめて雲だけでも心があってほしい。 隠してしまってよいものなのか。
額田王万葉女流歌人、舒明天皇3年(632)頃の生まれと考えられ天智・天武両朝にわたって情熱の歌人として豊かな才能を発揮する。