揮毫者 保田 與重郎
三輪山を
然も隠すか
雲だにも
心あらなも
隠さふべしや
額田王
歌の意味三輪山をそうやって隠すのか。せめて雲だけでも心があってほしい。 隠してしまってよいものなのか。
大伴坂上郎女万葉歌人の代表歌人で佳作が多い。父は大伴安麻呂で。母は石川郎女(いしかわのいらつめ)。旅人は異母兄稲公の姉、家持の叔母、姑である。