揮毫者 佐藤佐太郎歌人。「歩道」主宰。アララギに入会し、斉藤茂吉に師事。評論、随筆、筆墨集など数の作品を残す。
三諸の その山なみに
児らが手を 巻向山は
継ぎのよろしも
万葉集巻7-1093 柿本人麻呂
歌の意味三輪山の並びに愛しい妹(いも)の手を巻くように続く巻向山はその続き具合がまことにすばらしい。
柿本人麻呂飛鳥時代の代表的な歌人。後世、山部赤人とともに歌聖と呼ばれる。人麻呂は巻向山麓の里に愛する妻が住んでいたために、この付近の自然を歌った作品が多い。
歌碑の場所 4番穴師地区の県道沿い。