18.夕さらばかわず・・・

揮毫者 樋口 清之
考古学者だが日本史・人類学・博物学とその研究領域は幅広い。新道考古学を体系づける。

 

夕さらば

かはず鳴くなる

三輪川の

清き瀬の音を

聞かくし良しも

   万葉集巻10-2222 作者不詳

歌の意味
夕方になると、いつも
カジカの鴫く声のする
三輪川の清いたぎつ
瀬の音を聞くのは
何ともいえずいい気持ちだ。

歌碑の場所 18番
初瀬川(大和川)に架かる馬井手橋の袂に仏教伝来の地碑が建っている。その左側に建つ。