談山神社境内にておこなわれる、南北朝合一ののち永享7年(1435)、南朝の遺臣が多武峰に拠って兵を起こしたため、同10年(1438)8月、足利幕府の大軍がこれを攻め、兵火によって一山が焼失した。
この兵火を避けて御神体を一時、飛鳥の橘寺に遷座したが、3年後の嘉吉元年(1441)9月にもとの多武峰に帰座した。
寛正6年には勅使が派遣され、嘉吉元年の御神体奉還の日をもって祭が営まれることになり、嘉吉祭という名の祭りになった。
○交通 : 近鉄・JR桜井駅南口よりバス約25分 終点談山神社下車歩5分
○駐車場 :バス 2,000円、他は 無料
○問い合わせ : 〒 633-0032 桜井市多武峰319 談山神社 TEL 0744-49-0001