揮毫者 平泉 澄(ただし)大正・昭和期の歴史学者。元東大教授。代表的な皇国史観の歴史家。
しきしまの大和の国は
言霊の
さきはふ国ぞ
まさきくありこそ
万葉集巻13-3254 柿本人麻呂
歌の意味日本の国は言霊が幸をもたらす国です。どうか私が言葉で「ご無事でいて下さい」と申し上げることによって、どうぞ無事でいて下さい。(海路の旅に上がる人に餞した歌)
柿本人麻呂 飛鳥時代の代表的な歌人。後世、山部赤人とともに歌聖と呼ばれる。人麻呂は巻向山麓の里に愛する妻が住んでいたために、この付近の自然を歌った作品が多い。
歌碑の場所 19番桜井市磯城島公園の中に、初瀬川(大和川)を背に建つ。