揮毫者 会津 八-大正、昭和期の歌人。書家。大和の自然、風物を愛した。
天雲に 近く走りて 鳴る神の
見ればかしこし 見ねば悲しも
万葉集巻7-1369 作者不祥
歌の意味天雲の近くで光って嗚る雷のように、あの方にお逢いすれば恐れ多くて近寄れず、お逢いしなければ悲しいのです。
☆歌は「さて、どのようにすれば よいだろうか」とあれこれと恋に 悩む女性の気持ちが「雷に寄す」 という題でうたわれている。
歌碑の場所 40番兵主神社の拝殿の玉垣の下に南面して建つ。