揮毫者 和田嘉寿男元武庫川女子大学教授。万葉集を研究。
この神酒(みき)は
わが神酒ならず
倭(やまと)なす
大物主の 醸(か)みし神酒
幾久(いくひさ)幾久(いくひさ)
日本書記・巻五 活日(いくひ)
歌の意味この神酒は私が作ったものではなく大和の国を造られた大物主神が醸(かも)された神酒です。幾世までも久しく栄えませ
活日(いくひ)高橋の邑の活日を、大物主神にたてまつる酒を掌(つかさど)る人とした。日本書記・崇神天皇八年冬十二月天皇、三輪の大神を大田田根子に祭らしめ給し日に掌酒(さかびと)の活日が神酒を捧げて詠んだ歌という。
歌碑の場所 62番大神神社の境内宝物殿に向かつて左側木立の中に建つ。